【トレハン沼へようこそ】新規冒険者向けアルテスノートの歩き方
「成功の秘訣は、何よりもまず、準備すること」—ヘンリー・フォード
どうも、ざくおです。
Android版リリースに合わせて新規の冒険者の方々がたくさん入ってくる事を予想してそういった方々へ向けてのTips的な記事を認めておこうと思います。
ずっと書きたいなと思いつつ、なかなかタイミングがなかったので、Android版リリースという「ここだ!」と思うタイミングがきたので腕がなります。
ネタバレ、とくにシナリオに関する部分は省きます。
ただ、進行度によって色々話が変わってくるので読む際は自分の進行度に合わせて読み進めてください。
結構長くなると思うので放置時間の合間に、自分の進行度に併せて読んでもらえればいいかなと思います。
Stage0 ブリーフィング
「楽しめるときには楽しめ。耐えなければならないときに耐えろ。」—ゲーテ
このゲームの最も大枠の部分、つまり基本中の基本である遊び方の部分と、枠外であるゲーム外の部分についてお話しさせてください。
0-1.このゲームの遊び方
このゲームは放置ゲーxハックアンドスラッシュの硬派なトレハンゲーです。
この記事を読んでる人は既に遊び始めた人ばかりだと思うので、ある程度は遊んでみてわかっていると思います。
基本的にテキストとUIで構成されたゲームで派手なアクションどころか探索・戦闘に関わる操作はありませんし、ハイグラフィックなビジュアルどころか敵モンスターの画像が出てくることもありません。
世界観やシナリオは基本テキストで表されますし、不便にならない程度に種別を表すアイコン類がこのゲームの具体的なイメージです。
が、そこがいい。
スマホでスペックを食うようなハイグラフィックは求めていませんし、操作性が悪くなりそうなゴリゴリのアクションも必要ありません。
無駄を削ぎ落とした無骨で硬派なファンタジー世界で満足のいくまで装備を掘りましょう。
マクロ視点でのゲームサイクルはこんな感じです。
まずは欲しいドロップアイテムが落ちるダンジョンを攻略・周回し、目標のドロップを目指します。
装備が集まったらステータスやビルド記事と睨めっこして強いビルドを構築します。
ビルドが完成したらさらに高難度ダンジョンに挑戦する...というサイクルになっています。
0-2.待ち時間何するの?
このゲームは前述の通り放置ゲーです。
「ダンジョン探索時間やることないと暇にならない?」と思うこともあると思います。
実際は「ダンジョン探索時間はアルテスノートやっててもいいしやらなくてもいい」です。
時間がない時は周回結果確認して再度探索に送り返すだけです。(大体はこれ)
アプリ閉じてても勝手に探索してくれるのでここ4年くらいはほぼ欠かさず毎日プレイして寝てる間も周回させていますが、実際にアプリを開いていた時間は日に数分がほとんどだったかと思います。
じゃあ探索中やることがないかと言われるとそんなことはないです。
ビルド考えたり、装備を整理したり、ログを確認したり、正直やれることはめちゃくちゃあります。
探索に送り出す以外はやってもいいしやらなくてもいいゲーム。アルテスノート。
0-3.ログを読む大切さ
戦闘ログなんて基本勝手に垂れ流されるだけで後から読んだからといって勝ったことになるわけでもないので初心者は軽視しがちです。
ですが、特に初心者においてはログを読むってめっちゃ大事なことなので少しだけ話します。
ログをしっかり読むべきタイミングは「勝てない時」と「ビルドがうまく動いてるか確認する時」です。
繰り返しチャレンジして勝てるようになるのはプレイヤーの操作の余地がある、プレイヤースキルが操作に現れるゲームだけで、このゲームでは基本的にそれはありません。
このゲームの上手さが現れる部分は「ログを分析して、問題を解決する手段を考えてパーティービルドに反映する」能力です。
勝てなくなったらログを見て、何が原因で勝てていないのかを考えてみるといいでしょう。
状態異常みたいな案外対策考えれば簡単に勝てる理由だったなんてことはよくあります。
0-4.情報収集がメインコンテンツまである
このゲームは放置時間が多い分プレイヤーがアクションを起こす時間として多くなるのは情報収集になります。
この記事では必要最低限、絶対におさえておいてほしい項目を中心にピックアップしていますが、全てを語ると分量もとんでもなくなるので全部はかききれません。
この「或てすの書」の他の方が執筆された記事や、公式Wiki、公式Discord、アプリ内のデータベースを活用して情報を集めていくことが重要になってきます。
Stage1 ゲーム開始〜3章クリアくらいまで
「どこに行こうとしているかがわかっていなければ、どの道を通ってもどこにも行けない」—ヘンリー・キッシンジャー
まずはシステムを理解しながら3章クリアくらいまで進めましょう。
Android版リリースのタイミングでは4章完結まで公開されていますが、3章クリアのタイミングは大きなチェックポイントとなります。
具体的な話はStage2で話すので一旦割愛しますが、3章クリアまではチュートリアルだと考えてもらっても差し支えはないです。
この期間に覚えて欲しいのは以下の項目です。
- 1チーム5人のパーティーでダンジョンを進行するゲームであること
- 二つ名やジョブ、装備によってキャラクターをビルドするのが大事であること
- 探索中はプレイヤーは干渉できず、準備段階で全てが決まること
- ⭐︎マークや、《》が付いている装備は強力なこと
覚えておくといいことは無限にありますが、システムが複雑なこともあって実際にプレイしながら覚えてもらった方がいいと思うので、まずはゲームの基本システムだけでも体験しましょう。
おそらく3章クリアまでは適当にキャラを作って最強装備ボタンをポチッと押しただけのパーティーでもあまりつまづくことなく進行できるのではないかと思います。
1-1.パーティーのバランスとロール
まず意識して欲しいのはパーティーのバランスです。
クリア後もずっと意識することになりますが、キャラクターのロール(ジョブではない)は大きく分けて3つあります。
- ダメージを稼ぐアタッカー
- 敵の攻撃を引き受けるタンク
- バフやトレハンステータスを補うサポート
この3つのロールを意識するだけで段違いにビルド組むのが上手くなると思います。
(というかしっかり攻略できる既存ユーザはみんな前提として認識しているレベルです。)
まずアタッカーはとにかく火力に全ブッパです。
具体的にはソードマン、ウィザードがこれにあたります。
強力な武器はこのロールに持たせて、とにかくダメージを出すことに集中させましょう。
次にタンク、このロールは耐久全振りです。
ジョブでいうとウォーリアーです。
スキル「かばう」だけは絶対に習得してあとは耐久に全振りすることだけまずは覚えましょう。
「かばう」の効果を読んでもらえばわかると思いますが、基本的にタンクが倒れない限り他のキャラは倒れません。
耐久力を高めたタンクが攻撃を引き受けている間にアタッカーで殲滅するという構図はエンドコンテンツに至るまで一貫する設計なのでしっかり意識しましょう。
最後にサポートです。
悪い言い方をすれば上記の2つ以外の雑用係です。
プリースト、レンジャー、ロードあたりはここに当てはまるかと思います。
プリーストは回復、ロードはバフによるパーティーのサポートができます。
レンジャーは戦闘というよりは周回効率的な部分に寄与するジョブです。
探索時間短縮スキルによる周回効率の向上や罠感知スキルで戦闘外での事故を減らしたりできます。
まだ先の話になりますがアイテムのドロップ率や、ドロップしたアイテムの質を高めるステータスを積んでいくこともこのサポート役の仕事になってきます。
これらのロールを意識して、思うようにパーティーを組んで最強装備ボタンをポチッとして送り出す。
まずはこれだけ覚えて帰ってください。
1-2.装備の良し悪しを識る
次にこのゲームの真髄、強力なアイテムを掘るという遊び方に対して、装備の良し悪しの見分け方を紹介しておきます。
実際に本気でアイテムを掘るのはもっと先になると思いますし、強力なアイテムが出るのももっと先のダンジョンであることが多いので、このゲームのシステム面からの視点でどういったアイテムが強いのかという基礎知識の紹介になります。
重視するべき項目は3つ。
- アイテムの種類
- オプションの有無と数(⭐︎の数)
- 称号の有無(《◯◯》がついているか)
です。
一応ドロップボーナスって概念はありますが、考えるのはもっと先でいいのでここでは割愛。
アイテムの種類はアイテムの名前で判断ができます。
例でいうと「バトルブーツ」というアイテムが一つのアイテムの種類です。
アイテムの種類によってベースとなるステータス、付与されているスキルなどが異なります。
どういったステータスが盛れるかや、ビルドの根幹に関わるユニークなスキルが取得できるかなど、ベースはアイテムの種類によって決まります。
〈基本情報〉以下の部分はアイテムの種類に依存したステータスとなっています。
オプションはアイテムに付随する武器の価値を上げる要素その1です。
オプションは様々なステータスの種類の中から一種類をランダムに付与されることがあり、⭐︎1〜3までの3段階あります。
〈オプション〉の項目にある通り、オプションの種類に応じたステータス上昇の恩恵が受けられます。
例では経験値獲得量が上がってますね。
が、真に大事なのはそこではなく、⭐︎の数に応じて装備のステータスが最大3倍まで補正を受けます。
武器の攻撃力が3倍変われば世界が変わります。
レアな⭐︎無し武器よりも、ノーマルな⭐︎3武器の方がよっぽど強いなんてことは序盤ではよくあることです。
猛者たちは血眼になってレアな装備の⭐︎3を探しています。そういうゲームです。
最後に称号。
《◯◯》の形でアイテム名の前に称号が付く、アイテムの価値をあげる要素その2。
いろんな種類があり、汎用称号やら固有称号やらありますが、今は割愛。
こいつはオプションと違ってなんの称号が付くかも大事になってきます。
〈称号〉の項目にある通り、単純なステータスだけでなくビルドの根幹に影響を及ぼすユニークなスキルを付与できるからです。
加えてオプションと同様に何かしら付くだけで装備のステータスへの倍率補正が入ります。
オプションと合わせるとその最大倍率は4倍!
エンドコンテンツ的には理想のアイテムの種類に理想のオプションと理想の称号を付ける「神器」級の完成品を求めて周回することになります。
一応、継承という要素で後付けできたり、ものによっては後付けでしか付与できない組み合わせもありますが、基本天然モノの方が強力です。
とにかく称号やら⭐︎やらが付いている装備は何倍も強いってことをなんとなく認識してもらえれば今は大丈夫です。
Stage2 3章クリア後〜4章突入
「成功は必ずしも約束されていないが、成長は必ず約束されている」—アルベルト・ザッケローニ
お疲れ様です。
チュートリアル完了です。
そしてトレハン沼の入り口です。
3章クリアをチェックポイントとしたのは3つの要素が解禁されるためです。
- キャラビルドの真髄、二次ジョブ
- 真なるダンジョン踏破、難易度「狂気」
- 有用なアイテムの宝庫、3章EXダンジョン
2-1.次元が上がるジョブシステム
二次ジョブの解禁によって今まで一軸だったジョブ選択が平面的になります。
今までは物理アタッカー=ソードマンだったかと思いますが、ここからは選択肢が爆発的に増えます。
一撃の火力を求めるドリフターや手数を増やせるフェンサー、暴力的な格闘攻撃のセスタスなど、ジョブの選択肢だけでも何倍にもなります。
加えて「サブジョブ」という概念はいわゆるジョブの掛け算ができるシステムで、ジョブごとのユニークなスキルを獲得するためにメインで習得しているジョブの他に2つまで2次ジョブから選択できます。
いままでの1次ジョブ1つだけの一軸なジョブシステムが、メインxサブ2つの掛け算式なジョブシステムに昇華した、まさに次元が1段階上がった“2次”ジョブシステムなわけです。
ここからは様々な方が記したビルド案を参考にしながら、本格的なキャラビルドを目指していくことになると思います。
ジョブの選択肢がめちゃくちゃ増えていますし、4章からは敵の強さの次元も一つ上がるためです。
(なんで3章と4章の間にここまで差があるかはアルテスノートの歴史的な記事を別で書きますが、マジでここからは敵がめちゃ強くなっていきます。)
2-2.真なる踏破は「狂気」の底に
3章クリアで強くなる要素は自キャラだけではなく敵も同じです。
難易度「狂気」は現段階でこのゲーム最高難易度となっており、敵は段違いに強くなります。
「狂気」になると敵はステータス上昇だけでなく新たなスキルを手にしていたりしますし、ダンジョンによっては「狂気」でしか出現しない、真のダンジョンボスが出現します。
一方で、「狂気」でしかドロップしないアイテムもありますし、もちろん「狂気」でしか出現しない敵がいれば「狂気」でしかドロップアイテムを狙えないわけです。
そしてそういったアイテムは得てして強力なワケですね。
強力なアイテムを掘るなら「狂気」難易度を攻略できるようにならないといけない、だからこそ「狂気」難易度解禁はアイテム掘りのスタートラインに立ったというワケです。
3章クリア時点では「狂気」限定ボスは相当厳しい相手になりますし、二次ジョブの育成も間に合ってないでしょうから、まずは1章含め過去のダンジョンの「幻想」難易度での踏破を目指してこれまでの道筋を振り返るのもいいでしょう。
ちなみに「狂気」ダンジョンまで解放すれば過去のダンジョンのアイテムは全部拾えるようになっています。
図鑑コンプリートが好きな人はここからが本気の出しどころです。
ただし1章の狂気EXダンジョンにはまだ手を出すなよ?絶対にな。
2-3.3章EXダンジョンはまさに金塊
詳しくは言いませんが、3章のEXダンジョンでドロップするアイテムはいろんな方面で有用なものが多く、エンドコンテンツに突き抜けているユーザの間でも手放せないものが数多くあります。
工夫をすれば現段階でも攻略は現実的ですし、エンドコンテンツ域でも一級品として活用できるのでこの段階で獲得するのがオススメ。
2-4.ビルドの組み方を意識し始める
上述の通り、ここからは2次ジョブが解禁されて本格的なキャラビルド、パーティービルドが求められるようになります。
具体的にはしっかりとスキルのシナジーを理解して編成しないと勝てない作りになってきます。
ステータス[倍率]スキルを搭載してキャラのステータスは今までの何倍にも向上しますし、持ち味を活かした構成はしっかりと意図を持った戦い方になります。
いきなり⭐︎3相当の装備を用意しろというのは難しい話なので、継承を駆使してまずは「アイテムの種類」x「称号」の組み合わせでしっかりとしたビルドを整えて3章EXダンジョンの「狂気」攻略を目標に進めるといいでしょう。
ビルドを組む優先順位はタンク>アタッカー>サポートです。
このゲームは基本的にタンクが耐えられる限り戦闘を続けられるため、タンクが2倍耐えられればアタッカーが2倍ダメージを稼いでくれます。
逆にどれだけアタッカーが強くても倒し切る前に全滅してしまってはクリアできないため、タンクの強化が最優先と言えるでしょう。
2-5.タンクで重視すべきこと
このタイミング辺りで耐久面での仕様を把握しておくと今後一生役立ちます。
自キャラの耐久もそうですが、敵の耐久性を確認する上でも役に立ちます。
耐久面を底上げすると言われてパッと思いつくのは防御ステータス、防御や魔防ステータスの底上げだと思いますが、単一ステータスの底上げは限度があります。
このゲームにおける耐久面での最重要項目は「耐性値」です。
属性耐性値は、その数値分のダメージをまるっとカットしてくれます。
火属性が付いた攻撃は、火耐性が50%あればまるっと50%カットです。
防御を上げてダメージを50%カットするよりも、耐性値を上げて50%カットする方が楽なワケです。
加えてこのゲームは物理攻撃にも属性(斬/突/壊)が存在しており、一般的にイメージする魔法属性(火とか水とか)と同様に耐性が存在しています。
デフォルトの上限値は75%なので、全耐性を75%にすれば耐性貫通する無属性攻撃(超希少)を除けば全攻撃3/4カットが狙えます。
耐性値をなるだけ上げる+十分なHP防御魔防を用意できれば十分なレベルのタンクとして運用できるでしょう。
他にもダメージを割合カットする手段はありますが、話し始めると話が終わらないのでヒントだけ。
「ウォール」役のサポートキャラと、「石化」タンクがキーワードです。
気になる方は或てすの書の記事を探すだけでも具体的な情報が得られると思います。
Stage3 4章攻略〜ストーリー完結まで
「できることを、あるものを使って、今いるところから始めなさい。」—セオドア・ルーズベルト
さて、ではストーリーを終わらせにかかりましょう。
Stage2で十分すぎるほど準備ができればきっとクリアは余裕です。
ただし、一部気を付ける必要があるポイントがあるのでかいつまんで、そこから学べることを紹介します。
ダンジョン名など一部ネタバレ注意です。
3-1.監獄迷宮、[抑魔]
このダンジョンの詰みポイントはダンジョン特性である[抑魔]です。
[抑魔]のダンジョン特性は「魔法スキルによるダメージを無効化する」です。
つまり魔法アタッカー頼みのパーティー編成はこのダンジョンの突破が困難となります。
一部ギミックが通用しなくなるようなダンジョン特性は他にも様々あります。
ここから先はダンジョンによってパーティー編成を変えるなど、工夫が必要になってくるわけですね。
ダンジョン特性の詳細については「アルテスの書」>「冒険の手引き」>「フィールドについて」から一覧を確認できます。
3-2.レッドコースト、回避する兎
次に詰まりやすいポイントはレッドコーストの「十一番目の機械獣《兎》」です。
こいつには全然攻撃が当たらず、苦戦する人が多発します。
なぜ当たらないのか、コイツが一体どんなモンスターなのかを紐解いて対策の必要がありますね。
そこで活躍するのが事典です。
「アルテスの書」>「モンスター事典」から、レッドコーストの兎のページを確認してみましょう。
なんと!回避率が40%もありました。
対策なしでは6割を引いた上で、高い回避値との命中抽選を行うこととなり、それが横並びにいるのでグダグダしている間に降ってきた兎にしばかれることでしょう。
攻撃が当たらない原因が敵の回避率にあることがわかったところで、次に対策を立てる必要がありますね。
「アルテスの書」>「スキル事典」から命中に関する項目を調べてみましょう。
どこかに命中を安定させるソリューションがあるはず...
この図鑑と睨めっこして思案する瞬間が最高にアルテスノートって感じです。
オススメは「ノーガード」。
回避率を無視して攻撃が通るため兎を楽にシバけます。
詰まってる時でなくても、この膨大なスキルの海を読み漁っているときっと様々なシナジーが見つかって強力なビルドへ昇華するので、是非事典を活用してみてください。
3-3.機工都市アルマニア、強大な壁
詰みポイントその3、アルマニアです。
「かばう」をしてくるめっちゃ硬いタンク役、タンクを回復するヒーラーサポート役、そしてその裏でゴリゴリ削ってくるアタッカー役という隙のない、さながら冒険者パーティーのような隙のない並びです。
特に詰まりやすいのがタンク役が硬すぎて突破できないのでそのまま頓死するパターン。
ダメージが足りていないと何ターンあってこちらのタンクがどれだけ耐えようと回復されて倒せません。
もし詰まったなら手持ちのありものアイテムで突破できるアタッカーを用意するか、過去のダンジョンで強力なアタッカー装備を掘って倒せるように鍛えてくるかになります。
まずはレッドコーストと同じように「モンスター事典」で調査。
耐性高スギィ!
全体的に硬いですが特に物理属性は9割近いカット率ですから、生半可な物理アタッカーでは100年かかっても突破できないでしょう。
ただし、雷耐性-50%。
雷属性魔法で攻めれば突破できる可能性に気付くわけです。
あとは「スキル事典」で有効打を探したり、「アイテム事典」で強そうな装備を探してビルドを組み上げるわけです。
時には過去のダンジョンに立ち戻ってビルドを補強するのが最短で唯一の道になることもあります。
急がなくても些細な進捗の差は膨大なトレハン沼の前には誤差でしかないので、素直にパーティー補強の決断をするのも重要ってことですね。
「よくわからないんですけど、アルマニアで詰まった方はよく贖罪の双子塔へ行かれますね」
これがアルテスノート三店方式です。
これらを突破できれば4章ストーリークリアは目前のはず!
クリア後は無限のトレハン沼の入り口が待っていますから、今のうちに神に祈りを捧げて毎日早起きして徳を積んでおきましょう。
Stage4 ようこそそこの見えないトレハンの沼へ
「あなたの地図は、まだ白紙なのです」—東野圭吾
ようこそ、アルテスノートの深淵の入り口へ。
ストーリークリアは実は深い深いアルテスノートのスタートラインに過ぎず、ここからが本番になります。
野暮なチャートなんてありません。
思うがままに欲しい装備の理論値を狙い、ビルドの深みにハマってください。
それはそれとして、エンドコンテンツとして知っておくべき要素をご紹介しておきます。
4-1.星座の活用
装備を掘る上で重要になってくる要素として「星座」があります。
「星座」は毎週6(イベント時は9)種類ずつ入れかわりで選出されるダンジョン強化オプションで、一度に3つまで設定できます。
星座ごとに決まった効果がついており、ダンジョン種別が追加されたり、敵の特定のステータスが増加したりします。
もちろんメリット効果もあり、ドロップ率やオプション付与率が上昇するだけでなく特定のオプションが付与されやすくなったり、出現する敵の量が増え、ドロップチャンスが増えたりします。
オプションまで厳選した装備を掘るのであれば星座の設定は欠かせません。
上級者は星座を見てその週に掘る装備を考えるレベルなので、トレハン先の軸にもなってくる重要な要素です。
4-2.星座ボス
星座が重要なのは上記の理由だけではありません。
一部の星座には専用のボスが紐づいており、対応したダンジョンにその星座を付けて出撃するとその専用ボスが出現します。
強力なボスが多いですが、その分ドロップ品には強力な装備揃いですので、狙える時には積極的に狙うべきでしょう。
さらに星座ボスには組み合わせの概念が濃く絡むため一週間スパンという短い期間も合間って「この星座とこの星座の組み合わせが次狙えるのはいつか分からないから今掘るしかねぇ!」と血眼になります。
1つは星座ボス装備に、特定のオプションを付けたい場合。
欲しい装備をドロップする星座ボスに、付けたいオプションが出やすい星座の組み合わせがあれば回るべきです。
2つめは星座ボスの複合です。
ちょっと複雑な話になりますが、設定している星座ボスありの星座のどれかが星座ボス出現条件を満たしていれば、他の星座ボスは条件を満たしていなくても出現します。
「Aのダンジョンでボスが出現する星座α」と、「Bのダンジョンでボスが出現する星座β」があったとします。
Aのダンジョンに星座βを設定してももちろん星座ボスは出現しません。
ですが、Aのダンジョンに星座αと星座βを設定すると星座αのボスと星座βのボス両方が出現します。
これの何がすごいかというと、星座αボスの装備に、星座βボスの称号が付きます。
もっというとダンジョンAのボスの装備に星座βボスの称号も付けられるし逆に星座βボスにダンジョンAボスの称号も付けられます。
つまるところボス付き星座の組み合わせでしか入手できない理論値装備が数多く存在するわけです。
土曜日0時は星座を確認するんだよ!
4-3.季節戦
最後に季節戦。
挑戦できる回数に限りがある超高難度コンテンツで、所謂ボスラッシュダンジョンです。
しかも内容が月替わり。
星座ボスの時もいいましたが、ボスの組み合わせによって理論値装備が生まれるので、通常のダンジョンでは実現できない組み合わせがあり得るこの季節戦は究極の理論値探しコンテンツなわけです。
ただし、難易度も最高級。
こちらが役割を立ててパーティーを組むように、あちらもボスを中心に様々なモンスターが徒党を組んで迫ってきます。
その上で挑戦回数も限られていますので、いかに安定してこの高難度ダンジョンを攻略するかが鍵になってきます。
深みのさらに深みを目指す目標であり、掘った理論値装備をいかんなく振り回せる最強のエンドコンテンツってわけですね。
ちなみに星座ボスはフルで出てくるのでお好みでどうぞ。
◯さいごに
アルテスノートを遊ぶ上で大事なことは気長にプレイすることと目標をしっかり立てることです。
ドロップは運なので、いつかは落ちるだろうからいつまでも待とうの精神が大事です。
そしてそういった期間が長くなるとダレてモチベーションが落ちるでしょう。
たまには理論値装備を空想してビルドを組んでみるのがオススメです。
「このビルド組みたいから装備集めたい」というモチベーションを常に持ち続けることが大事です。
というわけで、楽しんでください。
では。